2022年3月17日木曜日

グレートコンジャンクションのあった年の太陽回帰図を振り返って・その4

昨年の暮れあたりから鍼治療を続けて、随分と体の調子が戻ってきました。

この日『立春からなんか変わってきた(゚∀゚)』

と、書いていたわけですが、

ひょっとしてこれ、星の動きやなんかに影響されただけでなくて、体の健康を取り戻しつつあるから…って理由もあるんじゃね?(; ゚д゚)

と、思いました。

健康になるって実はすごいんですね。

年齢や持病などの制限があったとしても、現在の肉体を一番いい状態に持っていくっていうのは、本来の自分のパワーを取り戻すのに不可欠だということを再確認させられました。

スピ系で「肉体は魂の神殿」だと散々いわれてたの知ってたけど、

ほんまやった(; ゚д゚)!という感じです。

メンテナンスめっちゃ大事なんですねぇ。

安心感や安定感といった自分の感覚的なもの、上からの受け取りや直感、シンクロやサインの頻度などがアップしてきた気がします。

きっと星も鍼治療も相乗効果を生んだのだろうし、他にも瞑想や内省なんかを続けているのもひとつかな、なんて思います。

継続は力なりですね(*^^*)


さて続きです。

過去記事はこちら↓





2020年の『太陽と月とTスクエアになっていた太陽回帰図のMCがトランジットの太陽と重なった』タイミングで同じ日に連絡があった、そのひとつというのが夫の父、つまり私にとっての義父が癌の再発と転移がわかったという話でした。

結果からいうと、コロナ禍という状況下でいろんなことが大変でしたが、夫の家族と一緒にしっかりお見送りすることができました。

気づきもたくさんあった貴重な体験だったのですが、私側の親族ではないのでなかなか書きづらい部分もあって(や、私んちでも書きづらいですけども)。寝かせてあった話というか。

どこにも出さないで、心の中に、大事にしまってあったというか。


このグレートコンジャンクション2020のときの私の太陽回帰図は満月(180度)でした。太陽と月のオーブも1度くらい。

前回の日記では、ネイタルだとライツは150度だけど、180度は客観性がある角度なので「乙女座と魚座」がよく見えた、という話を書きました。

しかも1ハウス(自分)と7ハウス(相手)なので、もう、

そのために準備したぞ(`・ω・´)b

としか思えない配置かなと。


でもインターセプトの過剰包装を解いたといっても、もしかしたらまだ包装残ってるかもしれませんし(笑)

それはこれから二重にも三重にも、新しく発見されていくことがあるのかもしれません。包装を解くのを楽しみにしてます。


話をもとに戻しますと、お義父さんの件で関東にある夫の実家と自宅とを行ったり来たりして。夫の家族といつもより長く深く交流することになったかなと思います。


数年前に夫と結婚するときに、本籍を移す関係で夫の戸籍謄本を見せてもらったことがあるんですが、生年月日書いてありますよね?

それ見てビックリ。

みんな乙女座(◉ω◉*)

夫が育った一家四人、夫(天秤座)以外は全員乙女座か!と思っていました。


が、実際はお義父さんの場合、昔はよくあった「事情があって出生届を出した日が遅かった」等の理由で実際のお誕生日と、戸籍に記録されている生年月日が違う…というケースでした。

本当のお誕生日をきいてホロスコープをこっそりと出してみました。

お義父さんも満月生まれの方でした。太陽が獅子座、月が水瓶座。

生まれ時間はわかりませんでしたが、その日が満月であるということははっきりしています。(生まれ時間がはっきりわからないのは私の親世代あたりだとしょうがないですよね)


自分の周囲、といっても誕生日や星座を聞けるような間柄でないとなかなか難しいんですけど、最低でも星座を知ることのできる間柄という範囲限定で「なぜか○○座が周囲に居ない・・・」という星座と「なぜか周りは○○座ばっかり・・・」っていう星座があるように思います。

私は水瓶座が多いでしょうか。(他にももちろんありますが)

その水瓶座の180度反対側が獅子座。


お義父さんのキャラクターだと獅子座っていうのはすっごく納得しました。

なんていうか、獅子座さんって大物感ありますよね。


お義父さんも、余命いくばくもないと聞かされて、どのような治療(対処的なもの)をするか?をご自身でしっかり考えられて、お義母さんと相談して、難しい手術にも挑まれました。

それだけでも尊敬です。

そして、幸いにも痛みはあまり感じない病状でしたので、医療機関やご夫婦、ご家族で相談に相談を重ねて『最期は自宅で』と決意されて、自宅に戻られました。

コロナ禍でしたので、もし病院で治療を続けるという選択であったなら会えなかっただろうし、見送る側にとったらありがたかったです。皆にとって悔いの残らない選択になりました。

夫もお父さんとの関わりで、最後の思い出になった会話や、自分の中からいろんな思いが浮上したりと、いろんな体験を通過したのだろうし、この件について思うことはあるのだと思います。

同じ出来事に参加していても、見えているもの、感じているものが皆違うのだろうなぁとは思いますが、私は私で、嫁の側として思ったことを書き記しています。


夫は初婚で私は再婚だったのですが、夫のご両親は大歓迎してくれました。

離れて暮らす息子が心配なのは私も同じなので、気持ちはよくわかるのですが、夫(ご両親からは息子)と結婚したことをとても感謝していただいて、こちらがびっくりしたほどです。


とにかく獅子座さんって、存在感がひとあじ違うなって思います。

リビングの隣の和室のお義父さんは、介護ベッドの上で動けないので、リビングやキッチンで集まった私達の声が聞こえると、おーい、おーいと呼ぶのです(笑)

話し声がないときはそうでもないんですが、複数人の会話が聞こえると、呼ばれる。そして皆が集まる。

獅子座さんは中心になりたいのだな、と思いました。

なぜって、それは周囲を照らす役割があるからなのだと思いました。

獅子座さんから励まされることは多いな、と感じています。大抵、獅子座さんて明るいし、自信に満ちていて、獅子座さんが「大丈夫!」っていうと周囲は本気で大丈夫に思えてきます。

そういったリーダーシップも、獅子座さんのパワーなのだと思います。


それから、お義父さんから皆に一読してほしいと、パソコンで書いた文章を印刷した1枚の紙を渡されました。

夫と順番に読みました。

よくある遺言や手紙のようなものではなくて、お義父さんが書いたエッセイでした。体がまだ自由に動ける時に作ったもののようでした。


プリント1枚分のエッセイ、私の印象に残ったのは『人間はハードウェアか、ソフトウェアか、どちらだと聞かれたら大抵の人はハードウェアが人間だと言うかもしれない。しかし私はソフトウェアだと思っている』というような内容でした。

最初は何のことだろう?と思いましたが、夫がしっかり理解していました。

お義父さんは、人間をパソコンに喩えて『ハードウェア=肉体』か『ソフトウェア=中身(精神や心)』かと問えば、人間は肉体だと多くの人が認識しているだろうが、私は精神(心もしくは魂)である、肉体は入れ物だ、という話を私達に伝えたかったのだろうと思います。

夫の家族との交流はまだほんの数年。見た感じ、年齢に応じた信心深さがあるようでしたが、スピ系でも宗教的でもなくごく普通の方たちです。

そんなお義父さんは独自に、病気と向き合い、ご自身と向き合ってこられたのだと思います。エッセイには、忘れられないある日の不思議な体験を通して、見えない世界や神様の気配を感じたと、そんなエピソードも入っていました。


滅びゆく肉体を使って、残り少ない時間を使って伝えたかった、自分は精神や魂であること。それは死なないのだ、ということ。

『私はこうだ』というはっきりした意思。

お義父さんだって悲しくて思いが詰まって時には泣きました。電話口の息子の前で。

けれど、私が見させてもらったベッドの上のお義父さんに悲愴感はなく、目に力がずっとありました。

声がなかなか出なくて言葉が出せないときも、目にはずっと『私はこうなのだ』という意思が宿っていました。

私はその姿にとても励まされました。

私の月の反対側、獅子座さんのなんたるかを見せてもらった気がしています。


お義父さんは満月の日に生まれて、新月の日に帰っていきました。

春の嵐の強い雨の中、けれども亡くなった時のホロスコープを出してみて見つけた、魚座にある太陽、月、金星、海王星が合の、とてもとても優しく美しい門を通って、あちらに帰っていかれたのだなぁと、私は信じています。


お世話になった訪問診療の先生から聞いたお話ですが、その日が新月だということを認識しておられて、私の質問に対して「エビデンスはありませんが、人間の誕生や死に満月や新月が関わるケースは不思議と多いです」とおっしゃっていました。

そして、不思議と人によって亡くなり方も様々らしく、中には注目されたくない人もいて「親族が集まったのにほんの数分という誰もいないときを見計らうようにして息を引き取る」というケースもあったりして、その人らしいタイミングで逝かれるのだそうです。

きっと、神様とご本人が決めるのでしょう。

お義父さんの場合は、家族みんなが集まりました。

獅子座さんらしく皆の注目を浴びながら、安心するようにして息を引き取られました。


コロナ禍でもあったので、身内のみでのお別れのセレモニーとなりました。

でも、なぜか予定していなかったのに、ご近所の方が声掛けしてくださった関係で、びっくりの事態。お子さんからお年寄りまでたくさんのご近所の方が、お義父さんを乗せて葬儀場へ出発する車を見送ってくださったのです。

全然予定も想像もしてなかったお義母さん、驚きと恐縮と感謝でアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!ってなってました(^_^;)


ほんとうに、最後まで獅子座さんらしいお別れ&あの世への出発だったのだなぁ。

力強く明るい、そして注目を集めたい太陽そのものな獅子座さんの姿を見せてもらいました。


そんな感じで。

1年前のお義父さんのことを思い出しながら書いてみました(*^_^*)

太陽🌞みたいなお義父さんの輝き、忘れません。


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